白を基調に仕立てた、清らかでやさしい佇まいのひな人形。親王台は一枚仕立てとし、全体に静かな一体感をもたせました。
背景には、ひのきを用いた桜と雲文様の屏風を配し、春の空を思わせる伸びやかな景色を演出。
寄り添う二人が、雲の間を舞うように空を飛んでいるかのような、軽やかで幻想的な世界観が広がります。
白を引き立てる素材使いと余白を大切にした、現代の暮らしにも自然に溶け込むひな人形です。
千夜一夜のこだはり
千夜一夜の衣装着
きあらの推しびなの特徴の1つは衣装着。木目込み人形でありながら、首元や袖口にはあえて衣装着の技法を取り入れた、たいへん高度な仕立てになっております。
細部にまで手間を惜しまないことで、布がふわりと重なり、やわらかな動きと奥行きのある表情が生まれています。
伝統技法を超えて、ひな人形にいきいきとした佇まいを与える衣装着です。

ちりめん素材には正絹を用い、しっとりとした質感と自然な艶が、全体を気品ある佇まいに仕上げました。

しっとりとした質感とやわらかな起伏が、正絹ならではの上品さを生み出し、落ち着きの中に気品を感じられます。

千夜一夜の手
きあらの推しびな達は、手の甲にふんわりと紅を差したような、やさしいピンク色をまとっています。
これは「紅(べに)」と呼ばれる伝統的なお化粧で、女の子の健やかな成長と幸せを願う気持ちが込められたもの。ほんのりとした色合いの中に、あたたかな祈りが宿っています。

千夜一夜の形
きあらの推しびなのボディは、粘土からひとつひとつ形を作るところから始まります。
この「原型作り」は、人形づくりの最初でありながら、ひな人形の印象を決めるとても大切な工程です。きあらがデザインしたオリジナルの型をもとに、職人の手によって一つひとつ丁寧に製作しております。
桐の粉としょうふ糊を混ぜた桐塑(とうそ)を使い、生地を丁寧に作り上げていきます。
乾燥させた生地は、やすりでなめらかに整え、ひびがあれば胡粉で埋めて仕上げます。この繰り返しの作業が、やさしい手触りと自然な丸みを生み出していくのです。
最後に、貝殻から作られる白い顔料「胡粉(ごふん)」を塗り、細やかな筋彫りを施して完成。見えないところにも心を込めて作られたボディは、型崩れしにくく、とても丈夫。
伝統の技が息づく、あたたかくやさしいひな人形の形です。

千夜一夜の屏風
やさしい木目が美しいヒノキの屏風に、白い雲の文様をあしらいました。
滑らかな木肌感と淡い表現が重なり、推しびな達の世界観をふんわりと包み込む、幻想的な雰囲気を演出しています。


千夜一夜の雪洞
美濃和紙を使った、やわらかな風合いの雪洞。
両側からこぼれるほのかなあかりが、仲睦まじく寄り添うふたりをやさしく照らします。
ひとつの親王台に並ぶほど仲良しなふたり。
雲の中をふわりと旅するふたりを、やさしい灯りがそっと見守ります。

千夜一夜の親王台
やさしい白の美濃和紙で仕立てた、親王ふたりが一緒に座れる親王台です。
ひとつの台に並ぶ姿は、自然と距離が近く、どこか仲良しな雰囲気。
すっきりとした形とやわらかな質感が、お人形の可愛らしさをそっと引き立て、全体をやさしくまとめてくれます。
ふたりで寄り添う姿が、見ているだけでほっこりする親王台です。

千夜一夜の花
存在感のある大きめの桜の花をあしらい、ひと目で心を惹きつける装飾に仕立てました。
枝ぶりや花の配置に物語性をもたせ、推しびなの世界観をより豊かに広げます。
飾るだけで空間に奥行きと季節の気配を添える、印象的な花飾りです。

千夜一夜の石と願い
きあらの推しびな達は、それぞれ自分たちだけの石を持っています。
千夜一夜の石は、やさしい桜色が印象的な「桜瑪瑙」。桜瑪瑙は、疲れた心を癒す意味と効果があるといわれ、心の重さや痛みをやわらかく包み込みます。
再び前を向いて進む気力を取り戻せるよう、そっと支えてくれる石です。
石:桜瑪瑙
願い:自分を変える

天然石を使用しているため、色合いや模様には個体差があり、写真とは多少異なります。ご了承ください。
寸法


セット内容








- 巻扇
- 笏
- 纓(えい)
- 冠(殿)
- 毛せん
- 羽根はたき
- 手袋
- 磨きクロス
※セット内容や付属品の仕様は、予告なく変更となる場合があります。

